階層別研修

【読み】かいそうべつけんしゅう

階層別研修とは

階層別研修は、従業員を年齢や職位などの階層ごとに分けて行う研修のこと。新入社員研修、リーダー研修、管理者研修、経営幹部研修など、職能に関係なく計画的、継続的に行われるものが多い。

従業員にとっては社内での役割が変わったタイミングで行われることが多く、自らが求められている役割にとって必要な知識やスキルを習得する。新入社員以外にとっては、会社の理念やビジョンといった方向性を改めて確認するための場となることもある。

階層別研修を実施する目的

階層別研修を実施する目的は、企業の人材全体のレベルを底上げすることにある。対象となる従業員全員に同じ研修を課すことで、従業員の知識やスキルのレベルがアップする。

ただし人材のレベルがどの程度底上げされるかは、研修の内容による。階層別研修は定期的に同じ内容が開催されるが、ときに内容を見直さなければ時代に即した人材育成にならない恐れがあるため注意が必要だ。なお、従業員全体が内容を把握できるようレベル設定しなければならないため、大幅なレベルアップは期待しにくい。

関連用語:
選択型研修(カフェテリア研修)
選抜型研修


[最終更新日]2024/07/16

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