コンプライアンスとは
コンプライアンスとは、一般的には法令を遵守することを指す。特に現代の企業活動においては、法令だけではなく社会規範や企業倫理など、企業の信頼を損なわないために求められるルールやマナーを遵守することを意味する。
法令遵守を行わないコンプライアンス違反の具体例としては、例えばサービス残業の常態化がある。労働基準法第36条では時間外労働の上限が決められている。上限を超過した残業が社内で常態化しているとなれば、重大なコンプライアンス違反をおかしているといえるだろう。
企業倫理に反するコンプライアンス違反の具体例としては、財務情報の改ざんや各種ハラスメント、贈収賄などが挙げられる。これらのコンプライアンス違反は企業倫理のみならず、法令遵守の面からも逸脱しているといえる。
現代の企業にとって最も完全な遵守が難しく、常に違反していないかチェックしなければならないのが社会規範であり、現代的なモラルの欠如が企業にとって命取りになることもある。前時代的な社会規範に則ったCMに抗議が殺到し、企業のSNSによる不適切な投稿が炎上するなど、社会規範のアップデートができていないと一瞬の発言が企業の信用を失墜させる可能性が否めない。
[最終更新日]2024/08/29
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