管理職とは
会社の執行部門において、担当組織の人事や業務の管理を行う役職のこと。一般に、係長や課長、部長などといった役職をいう。
具体的には一部門のリーダー格として部下を育成、指導したり、会社から与えられた業績目標が達成できるよう数字を管理したりする。会社で定められた職務分掌、権限の範囲で部下を統括し、部下を通じて業務を遂行する責任を持つ。
管理職手当とは
管理職手当とは、管理職にあたる従業員に対して支払われる手当のこと。企業により、「役職手当」「役務手当」「役付手当」などさまざまな名称で呼ばれる。
管理職手当は、各役職に期待される仕事のレベルを元に金額を設定する。金額をざっくり決めてから、全体を細かく調整するのがポイント。管理職に支払う給与として、妥当かどうかを検討するのが重要とされる。
↓参考記事
管理職手当
なお、管理職には残業手当がない。しかし労働時間の規定が適用されないからといって何時間働いても構わないということではなく、健康を害するような長時間労働をさせてはいけないとされる。役職がついているにも関わらず、仕事面で十分な権限がなく相応の待遇等も与えられていない、いわば「名ばかり管理職」も問題視されている。
↓参考記事
労働基準法における管理監督者の範囲の適正化のために
[最終更新日]2024/07/16
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