号俸

【読み】ごうほう

号俸とは

号俸とは、賃金を定めるとき基準となる単位の一つ。号俸は「ごうほう」と読み、「号」は階級の単位であることを、「俸」は「年俸」や「俸給」などの給料を表す単語に使われるとおり、手当のことを意味している。

一般的な給与体系には、「階級」もしくは「グレード」と呼ばれる単位があり、出世すれば階級が上がって(昇給)、給与もアップする。号俸は一つの階級の中に設けられるもので、勤続年数や経験、求められる職務に対する成果によって変化する。それぞれの階級と号俸は、「○級□号」といった記載で定められる。

同じ階級の中でも、勤続年数や経験が長くなったり、成果がアップしたりすると号俸が変化する。会社の賃金体系によっては、号俸が上位になると給与がアップすることも多々ある。また、その階級の中で最も上位の号にいる従業員がさらなる成果を上げたとき、階級が一つ上がって昇進という扱いになる。

号俸給とは

号俸級とは、「○級□号」といった記載で定められる賃金の形式を指す。号俸級が定められていれば、昇給予算が立てやすく、従業員にも給与の仕組みが分かりやすい。

賃金制度に関係する等級(グレード)と賃金テーブルについては、以下の記事で詳しく解説。
給与制度の「等級(グレード)」とは?等級の設計の仕方、給料の上がり方を解説
賃金テーブル(給与テーブル)のつくり方、運用の移行手順


[最終更新日]2024/03/26

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