交替手当(交替勤務手当)

【読み】こうたいてあて(こうたいきんむてあて)

交替手当(交代勤務手当)とは

交替手当(交替勤務手当)とは、24時間稼働の工場など、交替勤務を要する職務についている人へ支給される手当のこと。交替勤務を余儀なくされる職業においては、日勤と夜勤を交互に行うことで生活リズムが乱れ、健康面での負荷がかかりやすくなる。交替手当の多くは、この負荷に対して支給される。

交替手当の支給においては法律上の義務がないため、交替勤務を要する全ての会社で交替手当が設定されているわけではない。月ごとの支給か日数ごとの支給かなど支給要件や、支給額については会社によって異なる。製造業の場合、交替手当の相場は月額制で1万6,000円程度。一律日額制なら2,000円程度である。

ただし法律で定められていないぶん、社内に支給基準を明確に設けていないと、例えば通常交替勤務をしない者が人員不足のため一時的に交替勤務を行ったときなどの支給要否があいまいになる。交替の回数や勤務時間、仕事内容など手当の支給単位をあらかじめ定めておくのが重要とされる。


[最終更新日]2023/03/30

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