ハードシップ手当

【読み】はーどしっぷてあて

ハードシップ手当とは

ハードシップ手当とは、海外赴任する社員に支給される手当のこと。海外では衛生状態や食文化、気候風土など生活環境が大きく違う場合がある。文化の違いからストレスを感じる可能性も、大いにある。ハードシップ手当はこういった生活上の困難度(hardship)に対して支給される。日本における寒冷地手当や僻地手当と同様の考え方だ。

ハードシップ手当は赴任する国や都市によって支給額が異なるのが一般的だ。生活水準が低い国や母語が英語ではない国、帰国にかなりの時間を要する国ほど、支給額は高くなる。それぞれの会社が、事業所がある国や都市ごとに指標を設け、定額もしくは定率で支給される場合が多い。

すでにハードシップ手当を設けている会社にとって気をつけたいのが、途上国の発展性だ。以前、支給水準を設けたときには途上国であった国が、今は繁栄し住みやすくなっているというケースは少なくない。よって定期的に支給水準の見直しが必要となる。


[最終更新日]2023/03/30

人事評価制度策定に役立つ各種テンプレート無料プレゼント

以下のフォームにご入力いただくと、ダウンロード用URLを記載したメールをお送りします。また、会社のビジョンを実現するための具体的実践例と成功のコツが満載の「山元浩二のメールマガジン」を月2回お届けします!

*
*
メールアドレス*
会社名*
役職*
業種

関連記事

カテゴリー

日本人事経営研究室の書籍

このサイトについて

日本人事経営研究室
日本人事経営研究室が運営する人事評価制度をメインテーマとしたブログです。「急成長をしてきたが、社員が増えるにつれて一体感がなくなり、成長率が鈍ってきた」「社員の不満が多く、離職率が高い」「主体性を持って働いてもらいたいが、みんなが受け身で待ちの姿勢…」といった悩みをお持ちではありませんか? そうした課題の解決に人事評価制度が役立ちます。人事評価制度は社員の給料を決めるためだけのものではありません。社員のモチベーションを高め、正しく成長し、やりがいを持って働いてもらうための経営の屋台骨です。「人事評価制度の教科書」では、効果的な人事評価制度の設計方法から、導入・定着までのノウハウを具体的に、わかりやすくご案内していきます。

人気の記事

最新記事

運営会社

人事評価制度策定に役立つ各種テンプレート無料プレゼント