ハードシップ手当とは
ハードシップ手当とは、海外赴任する社員に支給される手当のこと。海外では衛生状態や食文化、気候風土など生活環境が大きく違う場合がある。文化の違いからストレスを感じる可能性も、大いにある。ハードシップ手当はこういった生活上の困難度(hardship)に対して支給される。日本における寒冷地手当や僻地手当と同様の考え方だ。
ハードシップ手当は赴任する国や都市によって支給額が異なるのが一般的だ。生活水準が低い国や母語が英語ではない国、帰国にかなりの時間を要する国ほど、支給額は高くなる。それぞれの会社が、事業所がある国や都市ごとに指標を設け、定額もしくは定率で支給される場合が多い。
すでにハードシップ手当を設けている会社にとって気をつけたいのが、途上国の発展性だ。以前、支給水準を設けたときには途上国であった国が、今は繁栄し住みやすくなっているというケースは少なくない。よって定期的に支給水準の見直しが必要となる。
[最終更新日]2023/03/30
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