食事手当とは
食事手当とは、食費の支出をカバーするための支給される福利厚生的な手当のこと。「食事補助」「昼食手当」など、会社によって呼称は異なる。
支給方法には主に「現金支給」「現物支給」「食券支給」の3つがある。
現金支給は、一定額または一定率の手当金を給与と同時に受け取る。
現物支給は、社内などに設けた食堂で食事を提供されることにより受け取る。
食券支給は、食堂などで使える食事チケットを配布されることにより受け取る。
なお、社内などに食堂を設け、会社側が飲食にかかる費用を一部負担し、社員が格安で食事ができるようにしている会社もある。こういった福利厚生も食事手当の1つである。
従業員のワークスタイルに合わせて支給方法を決める
現物支給を受ける場合、一般的には昼食として食事手当を受け取るが、従業員のワークスタイルに合わせて柔軟に対応している会社も多い。食堂を早朝から解放し、朝食を受け取れるケースもある。すると早朝出勤などフレックスタイム制を利用している社員も現物支給を受け取れる。
ただし、現物支給に馴染まない場合もある。営業職など外回りが多い部署や、テレワークが主体の従業員にあっては、社内の食堂を毎日利用するのが困難なので、現物支給はあまり魅力がない。対象の飲食店で利用できる食券支給としたり、家でランチを摂る従業員が多い場合は現金支給にしたりと、ワークスタイルに合わせた支給方法を選ぶ必要がある。
[最終更新日]2023/03/30
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