高年齢雇用継続給付とは
高年齢雇用継続給付とは、定年後の賃金が著しく低下してしまった場合に支給される給付金のこと。原則として、60歳以降の賃金が、60歳時点に比べて75％未満に低下した状態で働き続ける場合にもらえる。
高年齢雇用継続給付には2つある。1つめが「高年齢雇用継続基本給付金」で、60歳以降も継続して同じ会社で雇用される場合に給付される。支給対象期間は、60歳に達した月から65歳に達する月まで。ただし、60歳の時点で雇用保険の加入期間が5年に満たない場合は、加入期間が5年になった月からが支給対象期間となる。
2つめが「高年齢再就職給付金」で、いったん会社を辞めてハローワークへ通い、基本手当を受給して60歳以後に再就職した場合に支払われる。支給期間は、60歳以降の就職した日の属する月から、1年または2年を経過する日が属する月まで。ただし、65歳に達する月が限度となる。
支給額は、賃金の金額や、賃金の低下率によって違う。60歳時点に比べて75％以上の賃金をもらえている人は対象外となる。74．5％であれば、支給率は支給対象月の賃金額の0.44％。61％以下であれば、一律15％となる。
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［最終更新日］2024/07/25
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