企業年金とは
企業年金とは、国民年金や厚生年金などの公的年金ではない任意にかける私的年金のうち、かつて従業員だった高齢者が企業から毎月いくらかの給付を受ける年金制度のこと。公的年金に上乗せして、従業員の老後の生活を支えることを目的としている。
なお私的年金には、企業年金のほか、個人が金融機関と契約して老後のために積立を行う個人年金がある。
企業年金の種類
企業年金には大きく分けて2つの種類がある。
確定給付企業年金制度(DB)
加入期間などに基づき、あらかじめ月々の給付額が定められている年金制度。労使が合意した年金規約に基づき、企業と信託会社や生命保険会社が契約を結んで年金資金を管理運用する場合と、母体企業とは別の法人格を持った企業年金基金を設立して資金を管理運用する場合がある。
確定給付企業年金制度については、以下の記事で詳しく解説。
確定給付企業年金制度
企業型確定拠出年金制度(DC)
企業が従業員ごとに区分して掛金を拠出し、掛金と個人の運用指図による運用益との合計が給付額となる年金制度。条件によっては、個人型確定拠出年金制度(iDeCo)との併用も可能。
企業型確定拠出年金制度については、以下の記事で詳しく解説。
企業型確定拠出年金制度
[最終更新日]2024/03/25
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