慶弔休暇とは
慶弔休暇とは、身内において慶事である結婚や出産、弔事である葬儀が発生したときに取得できる休暇のこと。弔事の際の休暇を「忌引（きびき）休暇」と称することもある。労働基準法で定められている法定休暇ではなく法定外休暇となるため、慶弔休暇の有無や対象範囲、日数については各企業が任意で定めることとなる。
ただし任意とはいえ、例えば身内が逝去したときなどは葬儀の中心的な役割を担うことになり、精神的な負担も大きいことから出社は難しく、忌引き休暇を利用できるという認識は世間一般に広がっている。
慶弔休暇に関する調査結果
独立行政法人労働政策研究・研修機構によると、慶弔休暇制度を導入している企業は90.7％に上った。また、慶弔時に見舞金を給付する「慶弔見舞金制度」を導入している企業も、86.5％と高い傾向を示している。
同調査では、従業員が「とくに必要性が高いと思う」制度・施策の1つとして慶弔休暇制度を挙げており、「人間ドック受診の補助」に続いて第2位という結果になっている。3位には「家賃補助や住宅手当の支給」、4位には「病気休暇制度（有給休暇以外）」が挙がった。
［最終更新日］2023/03/30
以下のフォームにご入力いただくと、ダウンロード用URLを記載したメールをお送りします。また、会社のビジョンを実現するための具体的実践例と成功のコツが満載の「山元浩二のメールマガジン」を月2回お届けします！
