期末手当・勤勉手当とは
期末手当・勤勉手当とは、公務員に対して6月および12月にそれぞれ賃金とは別に支給される手当のこと。いわゆる夏と冬のボーナス。省庁や市区町村では「期末・勤勉手当」と表現しているが、実際にはそれぞれ性質の違う「期末手当」と「勤勉手当」が合算された金額が支給されている。
期末手当は生活費の補充が目的で、支給金額は基本給に各種手当を含めた賃金月額の数ヶ月分となる。一方、勤勉手当は業務成績への報償が目的で、支給金額は勤務成績によって変動する。この2つの手当が合算されて「期末・勤勉手当」、イコール「公務員のボーナス」として支給される。
令和4年12月に支給された都職員の期末・勤勉手当を例にとると、支給日は12月9日。期末手当の支給率は部長職が0.9カ月分、課長職が1カ月分、一般職が1.2カ月分であった。対して勤勉手当の支給率は部長職が1.325カ月分、課長職が1.225カ月分、一般職が1.025カ月分であった。期末手当と勤勉手当を合算すると、全ての職員が2.225カ月分となる。一人あたりの平均支給額(税等控除前)は、92万1669円であった。
[最終更新日]2023/03/30
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