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企業にとって、社内コミュニケーションの活性化はひとつの大きなテーマではないでしょうか。
自宅勤務や直行直帰、時短勤務を導入している、または導入しようとしているならなおさらです。コミュニケーションのやり取りを今までよりいっそう密にとらなければ、仕事の現状把握や管理が難しくなります。
そこで今回は、企業に役立つチャットツールについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
社内コミュニケーションは業績に影響する
HR総研が2016年に200社余りの人事担当者に対して行った「社内コミュニケーションに関するアンケート」では、約8割ほどが「社内のコミュニケーションに課題がある」と答えています。さらに、この意識は企業規模による差異が少ないという結果が出ました。
社内コミュニケーションは、まさに日本全国の企業が抱える問題であるといえるでしょう。では、なぜ社内コミュニケーションがそんなに大事なのでしょうか。
コミュニケーション不足は業務の障害となり、ひいては業績に悪影響を及ぼすからです。げんに、コミュニケーション不足が業務の障害となると感じている企業は、上の調査において9割近くにも上りました。
また、英会話のGabaが2014年にビジネスパーソン1,000人に対して行った調査によると、職場のコミュニケーションは「仕事のやる気に影響する」「業績に影響する」と感じている人が8割近くに上っています。業績アップのためにも、以下のようなチャットツールを導入してみませんか。
社内コミュニケーションに役立つ8個のチャットツール
ChatWork
ITをはじめ、NPOや医療福祉分野、士業などさまざまな業種で導入事例を持つのがChatWorkです。ソフトダウンロードが不要なうえ、メンバー追加や退出が簡単なのが特徴といえるでしょう。
ビデオ通話、音声通話も可能で、社内に限らず取引先との会議に使えます。
ChatWork
公式サイト
サイボウズLive
「チームのためのスマホアプリ」とキャッチフレーズがついたサイボウズLiveは、企業に限らずPTAや同窓会など、さまざまなシーンで利用できます。
チャットだけではなくイベントや掲示板、Todoリストもあるため、リーダーがプロジェクトを管理しやすい仕様になっているといえるでしょう。完全無料なのも魅力です。
サイボウズLive
公式サイト
Googleハングアウト
Googleアカウントを持ち、各種サービスを利用する機会の多い人にはとくに便利なのが、Googleのさまざまなサービスと連携できるGoogleハングアウトです。
ビジネス版なら最大25人のメンバー会議ができるため、多様な場所で働く社員を交えた会議が楽になるでしょう。
Googleハングアウト
公式サイト
ビジネス版:G Suite
公式サイト
Slack
日本語版が出ていないのがネックですが、開いたコミュニケーションも1対1でのコミュニケーションも可能なのがSlackです。
特定の相手とチャットルームを作ることができるうえ、チャットルームには誰でも出入り自由なので、喫煙ルームの代わりに、息抜きに使えます。絵文字を自作できるのも魅力。仕事が楽しくなる可能性大です。
Slack
公式サイト
Talknote
利用企業2万社以上という実績を持つのがTalknoteです。チャット機能の他、投稿に「いいね!」が押せる、文字にできない気持ちが伝わるスタンプを使用できるなど、SNS的な機能も持ち合わせています。
社員のコミュニケーション量やアクセス時間帯を解析し、リズムが乱れているメンバーを知らせる機能があるため、社員のメンタル管理に便利です。
Talknote
公式サイト
ChatLuck
ビジネス専用ツールとうたっているChatLuckは、サービスの利用を許可する端末を管理・制限する機能がある、メッセージやファイルの監査ができるなど、セキュリティー対策のきめ細かさが魅力です。
機密性の高いファイルをやり取りする可能性があるときには、セキュリティー機能の高いツールを使えると安心ですね。
ChatLuck
公式サイト
Tocaro
イオンや高島屋などといった大規模な企業の利用実績があるのがTocaroです。人数の多いチャットでも、「誰がいつ、どんな情報を残したか」をすぐに検索できるパワー検索が魅力の1つでしょう。
とくに人数の多いチームを複数抱えていたり、たくさんのプロジェクトが同時進行していたりするような際に有効といえます。
Tocaro
公式サイト
WowTalk
WowTalkは、階層型の全社員リストを作成することができ、連絡を取りたい部署や役職をすぐに探せるのが特徴です。
また、アンケートやQ&Aページを簡単に作れるのも他にはない機能といえるでしょう。
WowTalk
公式サイト
会社が社内コミュニケーションの場を作る必要がある
「コミュニケーションを取りなさい」と言うだけでは、社員はなかなか動かないのではないでしょうか。会社側が積極的にコミュニケーションの場を作り、リーダーたちが率先してツールを使っていく仕組みが必要です。
また、各社員が不用意に個人SNSなどを使ってやりとりすると、企業としては情報漏えいの危険があります。情報をきちんと管理するという意味でも、社内専用のツールとしてチャットを導入するのがいいでしょう。
おわりに
以上、たくさんのチャットツールをご紹介しました。基本的に、メンバー間でトークができる、音声通話やビデオ通話ができるなどといった機能は同じです。
各特長を把握して、自社にピッタリのチャットツールを見つけましょう。いずれも無料のトライアル版が用意されているため、まずは一部署だけで使ってみるというのもおすすめです。
[最終更新日]2017/04/19
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