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睡眠不足によって仕事の効率が落ちることは、実感として知っている人が多いのではないでしょうか。ということは、睡眠を改善すれば仕事の効率がアップし、結果として生産性が向上することにもつながります。
仕事の効率性を考えると、意外に侮ることができない睡眠について、その質を高める方法をまとめました。
寝不足の状態では生産性が下がる
寝不足の状態では、脳はよく働いてくれません。
長時間労働をして仕事を終わらせたとしても、次の日は寝不足のせいで仕事の効率が悪くなり、また長時間労働に陥る……。こんなことを繰り返していたら、とても生産性はアップしませんよね。
残業は避けられないとしても、せめて睡眠時間の質を高め、翌朝はスッキリした状態で目覚めたいものです。睡眠を高めるための工夫はどれも簡単な方法ですから、ぜひ一つずつでも試してみましょう。
睡眠の質を高める7個の方法
睡眠環境を整える
熱すぎても、寒すぎても、睡眠の質は損なわれます。眠る前は、少しでも寒かったら毛布やインナーを追加する、暑かったら夏掛けに替えるなど、きちんと調節を行いましょう。
夜中、暑かったり寒かったりして目覚めたときのために、代わりの寝具を足元などに置いておくことも大事です。
自分に合った寝具に変える
朝、目覚めたときに首や肩が凝っているなら、枕が合っていないサインです。枕の最適な高さは、頭の形や肩幅によって変わってきます。高さ調節のできる枕を購入し、いろいろな高さを試してみましょう。
また、起きると腰が痛いのは、マットレスが合っていないサインかもしれません。寝ている間に身体に負担がかかると睡眠の質が損なわれます。
マットレスは高い買い物ですから、できれば寝具店で専門の店員にアドバイスを受けましょう。
リラックス状態を作ってから布団に入る
脳が興奮していると、なかなか睡眠状態には入れません。布団に入ってから自然に睡眠モードになるよう、リラックス状態を作りましょう。
ストレッチをしたり、好きな本を読んだりしてまったり過ごす時間が必要です。
寝る前にパソコンやスマホを使わない
パソコンやスマホのブルーライトは脳を刺激し、興奮状態を維持させるといわれています。できれば布団に入る30分前には、スマホを手から離しましょう。
適度な運動をする
適度な運動をすると身体がほぐれ、心地よい疲労状態の中で眠りにつけるようになるといわれています。ただし、激しい運動を行ってしまうと、逆に緊張が高まって寝付けなってしまうことがあるでしょう。
何が適度な運動かは人によって違いますから、20分程度のウォーキングから始めて、どの程度の運動なら入眠しやすいかを確認してみるのがいいでしょう。
お腹がいっぱいの状態で眠らない
満腹になると、眠くなりますよね。これを活用することにして、夜寝る前に間食をしようという人もいるかもしれませんが、かえって逆効果です。
満腹で眠くなるのは、食べ物を消化するため血液が胃に集中し、脳の血流が低下しているからです。
その状態のまま眠りにつくと、脳の活動が低下したまま朝を迎えてしまいます。すると、スッキリした目覚めが得られません。
朝起きたらまず太陽光を浴びる
太陽光には、隔世物質であるセロトニンを促す効果があります。
朝起きたら、まずはカーテンを開け、太陽の光を浴びましょう。スッキリとした目覚めが実感できます。
理想的な睡眠時間は7時間前後
人によって最適な睡眠時間には差がありますが、理想的な睡眠時間は7時間前後といわれています。寝不足を感じているなら、まずは7時間の睡眠時間を確保するよう努めましょう。
もしも、いつも7~8時間は寝ているけれど昼間いつも眠いという人がいたら、睡眠時無呼吸性症候群の疑いがあるかもしれません。
寝ている間に舌が気道を圧迫するなどして呼吸が止まり、脳に酸素が十分にいきわたらなくなる病気です。いびきがひどいと指摘を受けたことはありませんか。専門の病院もあるため、受診してみることをおすすめします。
おわりに
以上、睡眠の質を高める方法を紹介しました。どれも手軽な工夫なので、今日から始めてみてはいかがでしょう。睡眠の質が高まれば、仕事の効率アップが見込めるほか、病気に強い身体づくりをすることにもなります。
体調管理も仕事のうちです。しっかりと、質の高い睡眠を心がけ、仕事のパフォーマンスを上げていきましょう。
[最終更新日]2017/06/27
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