みなさん、こんにちは。
「組織成長、進化の“仕組み”づくり専門家」
日本人事経営研究室の山元浩二です。
今年度、2023年4月以降、例年の2倍のペースでコンサルティングのクライアント様が増えています。やはり中小企業も、「経営計画」と「人事評価制度」がないと成長できない環境となっていることは確実でしょう。
しかも、ビジョンと連動した人材育成型人事評価制度、「ビジョン実現型人事評価制度®」が必要だと支持されつつあると実感しています。
それと同時に、私たち自身も一つ上のステージへステップアップすべく戦略を推進中です。こうして成果につながったものをクライアント様にフィードバックしながら、「ビジョン実現型人事評価制度®」はさらに確実に結果を出しやすい中小企業向けの仕組みとして進化し続けています。
本講座では、中小企業がなぜ「経営計画」、「人事評価制度」で失敗するのか、その3つの要因をひとつずつ解説していきます。
「経営計画」や「人事評価制度」で悩む中小企業の社長や経営者の方へこれをお伝えするのは、遠回りをせずに仕組みで組織を成長させる体制を確立していただきたいからです。
弊社のクライアント様の約90%は、過去、「経営計画」と「人事評価制度」に取り組んだ経験がある中小企業ばかりです。
しかし、弊社にコンサルティングを依頼しているわけですから、みなさん、導入に失敗した、もしくはうまく運用できていないということです。
こうした中小企業の社長は、私の書籍やセミナーでその要因に気づき共感していただき、コンサルティングをご依頼いただいています。
では、中小企業が「経営計画」と「人事評価制度」で失敗する要因はなんでしょうか?
まず、認識していただきたいのは、「設計:運用」の重要度です。
創業以来22年以上、「経営計画」と「人事評価制度」の設計、運用に携わってきた私の実体験から、
【設計:運用=1:9】
が成功のポイントです。
なぜ設計が1割で、運用が9割なのか?それは、運用の方が圧倒的にパワーと時間とコストがかかるからです。「思い当たる節がある」という方も多いのではないでしょうか。
まずは、ここを認識して、設計の段階から「経営計画」と「人事評価制度」に取り組むことが重要です。この認識を誤っていると、せっかく「経営計画」と「人事評価制度」を設計しても失敗に終わってしまいます。
では、圧倒的に労力も時間もかかる「運用」をうまくやって、成果に導くにはどうやったらよいのでしょうか?
中小企業が「経営計画」と「人事評価制度」を運用できない要因は3つあります。
失敗の要因がわかれば、解決への道が見えてきます。それぞれの要因を紐解いていきましょう。
中小企業には、「経営計画」と「人事評価制度」を実行し、成果に導くための担当者がいないケースが多いです。
具体的には、経営計画であれば「経営企画室」や「戦略推進室」、人事評価制度では「人事部」と「人材教育部」などが担当します。
経営計画や人事評価制度を導入すると、成果を出すために必ず行わなければならない、新たな仕事が2つ出てきます。
本来、この2つの仕事を専属で受け持つのが、「人事部」や「経営企画室」などの担当者です。
ところが中小企業では、専属の担当者がいないので、”A”と”B”どちらの業務も社長が行う、あるいは経験のない役員や総務が行う状態となります。
この成果を得るために重要な仕事を、経験のない人が行った結果、「経営計画」や「人事評価制度」の運用が失敗に終わるのです。
では、どんな失敗が起こってしまうのか?
“A”と”B”の2つの業務を担当した社長や担当者は初めての業務ですから、成果を上げた経験もありません。その結果、成果を出すどころか、下記のような組織成長の大きな弊害となる運用をしてしまうのです。
などなど、あげればきりがありません。
「経営計画」や「人事評価制度」の運用に失敗した人は、思い当たることもあるのではないでしょうか。
とくに、構築、設計さえできれば、あとは決められたとおりにやれば成果が出ると考える方が多すぎます。
大事なことなので繰り返しますが、「設計1:運用9」が重要だということを肝に銘じて取りかかってください。
「経営計画」、「人事評価制度」のどちらも、成果を出すには運用の方が圧倒的に時間も労力も必要です。ということは、スケジュール、手順、ルールや必要なツールなどを導入時点で決めておかないと、運用はうまくできません。
ところが、一般的には「経営計画」は策定できたら発表するのみ、「人事評価制度」ができたらその説明会をするだけ。やっても評価者研修や評価手順の説明くらいまで。
これでは、20年以上これらの運用に関わってきた私にからすると最初から失敗は確定です。
弊社の「ビジョン実現型人事評価制度®」は成果に導く運用の仕組み、「アクションプラン」と「評価制度」が一体となっています。だから必ず組織を成果に導くことができるのです。
これは、端的にいうと、「経営計画」や「人事評価制度」の運用を経験したコンサルタントがいないということです。
「1.担当者がいない」でもお伝えしたように、中小企業には経営企画室、人事部がないケースが多いため、自社内だけでは上手く運用できません。
そこで、弊社は必ず運用まで支援するスタイルでコンサルティングを展開しています。
ところが、他のコンサルティング会社は「経営計画」、「人事評価制度」とも策定するところまでしかサービスを提供していないのです。せいぜい、経営計画発表会のサポートや評価者の研修くらいまでです。
「経営計画」も「人事評価制度」も導入後の運用を仕組み化し、サービスとして提供しているところはありません。当然、運用を経験したコンサルタントは存在しないということになるわけです。
「経営計画」も「人事評価制度」も導入後にいろんなトラブルや課題が出てきます。しかし、運用経験豊富なコンサルタントはいないので、成果を出すために重要度の高い運用上の課題解決のアドバイスができないのです。
その点、「アクションプラン」と「評価制度」が一体となった「ビジョン実現型人事評価制度®」には、成果に導く運用の仕組が備わっています。しかも、中小企業で運用しながら試行錯誤を重ね完成した精度の高い仕組みです。
だから必ず組織を成果に導くことができるのです。
「ビジョン経営 実践塾」に参加いただければ、運用に必要なデータ集約の方法や社内での研修の進め方など、「ビジョン実現型人事評価制度®」
運用に必要なすべての手順をお伝えし、資料・データを差し上げることができます。
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