株式会社ジョア
代表:代表取締役 神馬孝司岡山市で女性用オフィスウェアの企画から販売までを手がける株式会社ジョア様の登場です。同社は、デザイン性、機能性、審美性、メンテナンス性、フィット性すべてにおいて『ウエアとして最高のレベル』であることを追及し続け、働く女性に『よろこび、かがやき』を提供し続けている会社です。
代表の神馬社長は、「ビジョン実現型人事評価制度®」の構築プロジェクトに着手してから、「経営者も社員と共に成長していきたい!」という想いで社内に浸透させるよう取り組まれています!
弊社は、以前から経営理念・方針・計画を社員と共に作り、発表会をすることで、社員と会社の方向性を共有するように、努めておりました。しかし、ある時社員の一人から「私たちの給料の決まり方、昇給、賞与の基準がわからない」というひと言がありました。また、部門別経営計画を毎年策定していましたが、各社員の取り組みを評価する仕組みがありませんでした。社員のモチベーションを上げ、事業を成長させるための仕組みが整備されていないことを認識はしていましたが、この社員から言われた一言をきっかけに、「人事評価制度」の導入が自社にとって急務であることを痛感しました。
そんなとき、新聞で「小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!」という本の広告を目にしました。私は早速本を購入してみるとそこには副題として従業員30人未満の社長は必読!と記載されていました。当時、弊社は28人(パートを含めて)で少人数でも『一人ひとりが知恵を発揮して、生産性の高い組織』作りを目指していた私の考え方にもマッチすると感じました。早速、山元社長にもお越し頂き、詳しい話を聞かせてもらい『ビジョン実現型人事評価制度®』の導入を決意しました。 戦略づくりや商品企画の外部コンサルタントを活用したことはありましたが、導入を決意した当初は、社員に違和感なく受け入れられ、費用に見合う成果が上がっていくのか不安な気持ちがもちろんありました。しかし、担当コンサルタントの中川さんの人柄や持ち味、社員と近い年齢などもあって、比較的早くフェイストゥフェイスのフラットな関係が築けました。 私自身も本音を全て打ち明けながら打ち合わせを重ねていくことで思い描いたものができ、十分な成長と実績を得ることができました。
『ビジョン実現型人事評価制度®』の構築プロジェクトに着手しました。
各チームリーダーと、現状の業務内容や今後の目指すべき人材レベルに関して、意見を出し合いながら評価基準の内容を検討していきました。また、各戦略に関する個人の役割・目標と評価制度を連動させていく目標管理制度も合せて構築していきました。
完成後は、全社員に発表し、2回のトライアル運用で、課題を改善し、仕組みの精度を向上させていきました。
そして、2013年1月に、賃金制度の構築・発表も終わり、『ビジョン実現型人事評価制度®』の全体像が完成しました。
時間はかかりましたが、こういったプロセスを踏むことでリーダーたちと思いを共有できたことが現在の成長につながっていることは間違いありません。
経営者と社員が共に成長するよう、『ビジョン実現型人事評価制度®』を今後も継続的に運用していきます。そして、会社の理念・方針を実現させていきたいと考えています。今では企画・製造から販売まで手がける部長に評価を任せ、彼が確実に社員を成長に導いてくれています。今後も日本人事経営研究室さんと協働でさらなる成長を目指していきます。