中小企業の98%ができていない採用手法とやってはいけない採用パターン

中小企業の98%ができていない採用手法とやってはいけない採用パターン

前回の講座「中小企業が “人手不足” を解消する3つのポイント ~〇〇化からが正しい順番 ~」にて、3つ目のポイントとして「採用に取り組む」方法をお伝えしました。

今回は、中小企業の98%ができていない採用手法とやってはいけない採用パターンの2つをご説明します。

中小企業の98%ができていない採用手法

中小企業の98%ができていない採用手法、それはズバリ“計画的採用”です。

計画的採用を実行するにはまず、「10カ年事業計画」で10年先までの会社の成長計画を作成します。この成長を実現すために必要な人員計画を年度ごとに決めます。

ここから、当該年度の必要採用人数に落とし、年間採用計画を決めます。年間計画では、「採用月」「配属部署・役割」「人材レベル」まで決めて採用活動に取り組みます。

「人手不足で、すぐにも人が欲しい」という状態の時こそ一歩引いて、視点を上げて、将来を見据えた計画的採用に取り組んでください。圧倒的勝ち組となるポイントです。中小企業は、2%しかできていないのですから。

弊社が提供している組織と人材づくりの仕組み「ビジョン実現型人事評価制度(R)」には、経営計画と戦略・アクションプランでこれらを確実に推進できるフレームが組み込まれていますので、ぜひ取り入れてみてください。

やってはいけない採用パターン

やってはいけない採用パターン。それは、「欠員補充型採用」です。「欠員補充型採用」とは、社員が急に辞めるなどで欠員が出るたびに、その穴埋めで採用を行うというパターンです。

こうした採用を繰り返している中小企業に将来の発展は見込めないでしょう。なぜなら、現状維持のための採用を行っているだけだからです。

もし、「当社のことだ!」という方がいらっしゃったら今すぐ、先にお伝えした“計画的採用”に取り組んでください。

中小企業が、このような誤ったやり方に陥らないよう、「ビジョン実現型人事評価制度(R)には組織の成長に必要なマネジメント手法がすべて盛り込まれているので安心です。