アルメディカ 株式会社
代表:代表取締役 徐大兼鍼灸院の経営やサプリメントの開発・販売をされているアルメディカ株式会社様。
同社は、「自然治癒能力」をキーワードに、手術や精製された薬などに頼らず、人の自然治癒力の向上を目指した 治療法で多くの患者さんに支持されていらっしゃいます。特に、一人ひとりにあわせてカラダの「自然治癒能力」を 最大限に引き出す鍼灸治療を用いた不妊治療に定評があり、様々な業界から注目されています。
代表の徐社長は、ビジョン実現型人事評価制度®の導入を決意されてから、「とにかく運用に結び付けて成果を上げたい!」という想いで、 お忙しいにも関わらず、こちらも目を見張るほどのスピードで大変意欲的に取り組まれました。
現在は、本格的な運用に入り成果を実感していただいています。
人事評価制度を導入する前の当院は、業績自体は特に悪いものではありませんでしたが、明確な行動基準や評価のものさしがなく、スタッフが個々の考えで行動している状態でした。
また院全体として目指すべきビジョンをスタッフが理解しておらず、ベクトルが不揃いで、スタッフのキャリアアップの方向性も定まっていませんでした。
今考えると、よくこんな状態で業績を保ちながら運用できていたなと思います(笑)。
ある日書店に行ったとき、「小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!」のタイトルが目に入り、まさにこのテーマで悩んでいたので、早速購入し読んでみました。
そこで多くの企業が当院と同様の悩みを持っていることを知りました。 そしてその悩みに対して具体的な改善方法が本の中に全て盛り込まれていることに驚きました。さらに、日本人事経営研究室では、様々な企業の人事評価制度改革の支援実績があることを知り、読み終わるころにはコンサルをお願いしようと決意していました。
実際に山元さんにお会いしてお話を伺い、予想以上にこの分野での経験が豊富で、特に成功も失敗も体験されていることから、当院に合ったサポートをしていただけると確信をもちました。
ビジョン実現型人事評価制度®の設計・導入がスタートしました。
当院では、早く運用し、実践に取り組みたいという想いで、課題検討や資料作成に積極的に取り組みました。「経営計画書(ビジョン実現シート®)」と「評価基準策定」、「賃金制度設計」にそれぞれ2ヶ月あて、2011年4月には、経営ビジョン発表会と新人事制度説明会を同時に開催することができました。
そして、その後は半期に一度、評価を実施しています。具体的には、チャレンジ(目標管理)制度を導入し、スタッフ一人ひとりを対象に、「評価」⇒「課題の確認」⇒「目標設定(院長と共有)」の仕組みを作り、運用しています。 また、同時にアクションプランを作成し、以前から取り組みたいと考えていた戦略をスケジュール化し、実行しています。スタッフも巻き込んで参加してもらうことで、院全体の取り組みとして一体感を持って推進できています。
ま毎月のプロジェクト会議の中で、日々の課題が整理でき、自分自身の考えをまとめています。大きく変わった点としては、想い描いていることや改善したい課題に対して、実践的な筋道を付けて実現できるようになったことです。当院の目標と方向性が確立できて、求めるスタッフの人材像も明確になり、着実に実現に向けてステップアップしています。
とはいえ、当院はまだまだ改革も道半ばであると考えています。今後も日本人事経営研究室のサポートを受けながら、共に中小企業としてwin-winの関係を築いていきたいと考えています。